広島カープは愛すべき球団です!
個人的にカープのどこがいいかといいますと、広島カープは「若手を育てる」球団として有名。
巨人やソフトバンクが大物新人を金にモノを言わせて獲得していくかたわら、広島カープはドラフト4位などの新人を、大切に大切に育て、一流選手へと成長させていきます。
そんな若手育成に力を入れているところなども多くの広島カープファンを惹き付ける理由でもあります。
ですが、悲しいことに、その育成した選手は、前述したような球団に「金にモノを言わせて」奪われてしまう。とても悲しい現実です。
ですが、それに対して文句ひとつ言わず、ただただひたすら若手を育成し続けている広島カープに、私は涙を抑えることができません。なんて愛のある球団なのでしょうか。
なので去年広島カープが優勝したときは、感慨深いものがありました。
なんといっても黒田が戻ってきてくれ、最後に有終の美を飾ったことは、今後の広島カープの「あり方」を感じさせるとてもいい年になりましたね。
愛のあるいい球団は必ず最後には報われる。そんなそこらの誠実に安月給で働いているサラリーマンに勇気を与えてくれる、すごい結末になりました。
本来ビジネスというものはこうあるべきなんじゃないでしょうか?いい選手をただただ育てていけば、それはプロ野球全体を盛り上げるという結果に、最後は繋がっていくのですから。
自分の球団がやれ優勝しただの3位だっただの言っていても、影で支えているのは、選手を育てている「選手養成球団」そう広島東洋カープなんです!