朝日新聞の販売店について
朝日新聞販売所は、朝日新聞や関連する各種新聞・出版物などの配達、集金、営業活動をおこなっている店舗です。全国に展開し、約2４00店舗（2012年）あります。
販売店は、朝日新聞社と直接、売買契約を結んでいる独立の事業者です。正式名称は「朝日新聞サービスアンカー」で、ASAと略されています。
販売の営業権は、その前任者から有償で譲り受ける仕組みになっており、明確に定められたテリトリー内で、朝日新聞を独占販売するシステムが敷かれ、ブランド内での競合はまったくありません。
販売所は独立した事業者なので、販売店経営者が自身の努力と責任において店舗経営しています。朝日新聞社はそのパートナーとして、担当社員が経営のノウハウ、配達・営業・集金・経理・労務管理など、あらゆる面で適切な指導・援助をおこなうようになっており、研修も充実しています。創業に必要な資金についてのアドバイスもおこなっています。
新聞の内容を作る記者たちと、販売・集金をおこなう販売所が、朝日新聞に関わるたくさんの人々の中でも、とりわけ重要な主役といえるでしょう。
日々発行される新聞は、他の出版物とはちがい、毎日読者の手元に配達する宅配制度によって成り立っているからです。
