みなさんは広島東洋カープで永久欠番になった選手を全てご存知でしょうか?
1986年にカープ初の永久欠番という栄誉に輝いた選手は、背番号8番、ミスター赤ヘルこと山本浩二さんです。
首位打者が1回で本塁打王が4回、そして打点王も3回という輝かしい成績を残し、文句なしに永久欠番として認められました。
いわゆる赤ヘル黄金時代は、この人の存在なしには語れないといっても過言ではないでしょう。
そして山本浩二さんの背番号8が永久欠番となった翌年、もう一人の赤ヘル黄金時代の立役者が背負った番号が永久欠番となります。
それが背番号3番、鉄人こと衣笠祥雄さんです。
衣笠さんも山本さんと同じく赤ヘル黄金時代を支えた一人で、打点王を1回、盗塁王を1回獲得しています。
さらに衣笠さんを永久欠番の地位まで押し上げたのは、何といっても連続試合出場数2215という大記録でしょう。
この記録は現在でも破られておらず日本記録となっており、衣笠さんが鉄人と呼ばれる理由にもなっています。
そしてもう一人の永久欠番選手は、背番号15の黒田博樹さんです。
黒田さんの15番は2008年に一度永久欠番となりましたが、2015年に黒田さんが広島カープに復帰した際、再びその番号を背負ってプレーすることとなりました。
そして2016年に黒田さんが引退をしたことで、今度こそ完全な永久欠番となったのです。
黒田さんの生涯成績は、最多勝1回と最優秀防御率1回、さらに日米通算200勝という輝かしいもので、やはり文句なしの永久欠番選出だったといえるでしょう。
このように、広島東洋カープには素晴らしい3人の永久欠番選手が存在するのです。